健康寿命延伸のカギは幼児期にあり!
将来の生活習慣病予防に向けた
「幼児期からの運動習慣づくり」
どんな取り組みなの?

合計特殊出生率は国平均より高い“多子の町”である愛知県愛知郡東郷町。「子育て支援ナンバーワン」の町づくりをめざしてさまざまな対策を実施している。しかし、近年、町内の保育園から子どもたちの体力の低下や、予期せぬケガの増加を危惧する声が高まり、「子どもが健康で元気になれば、50年、60年先も東郷町が元気に活力ある町であり続ける」という理念の下、幼児期の運動促進事業がスタート!

幼児期の運動促進事業のきっかけ



結果はどうだったの?




取り組みのポイントは?


保育士の指導力向上
- 子どもたちが運動あそびを楽しむには、保育士の指導力も大切。研修や勉強会で各園の取り組みを発表するなど活動内容を共有する場を設けると、保育士が自発的に特色のある運動あそびを工夫するようになった!

産官学の連携協力
- 専門家からアドバイスを受けることも、健康づくりをより効果的に進める方法のひとつ。東郷町では地域住民向けに健康事業を行っているTIS、順天堂大学スポーツ健康科学部と連携、専門家のもとで検証を重ねながら運動プログラムの内容をブラッシュアップ!

運動あそびの習慣化
- 隔月1回の運動あそびタイムだけでは、運動習慣の定着は難しい。室内から園庭への移動など、毎日の保育の中のちょっとした時間に運動あそびを取り入れたり、保護者と一緒にできる運動を紹介して、継続的に実施できるようにすることが習慣化の秘訣!
