「埼玉県方式」の予防プログラムで糖尿病重症化を防ぐ!市町村への「人」「財政」「ノウハウ」の3つの支援
どんな取り組みなの?

埼玉県では、糖尿病患者の約3分の1が治療を受けておらず、人工透析となる原因の第1位が糖尿病性腎症だった。

糖尿病性腎症の重症化を予防するために、国に先がけて糖尿病性腎症重症化予防プログラムを策定!未受診者や治療中断者には受診勧奨を、治療中で生活習慣の見直しが必要な方には保健指導をした。




結果はどうだったの?




取り組みのポイントは?

- 幅広く重症化を予防するために、糖尿病性腎症にこだわらず対象者を抽出、レセプトデータも活用した
未受診者は「空腹時血糖126mg/dL(随時血糖200mg/dL)以上」または「HbA1c(NGSP)6.5%以上」を対象にし、治療中断者はレセプトデータを活用して糖尿病の治療歴がある方を対象にした。 - 2埼玉県医師会・埼玉糖尿病対策推進会議・県の三者で連携し、市町村が参加しやすい体制づくりを心がけた
埼玉県が埼玉県医師会・埼玉糖尿病対策推進会議と連携し、医療側との調整・支援をしっかりと実施したため、市町村が地区医師会との調整を円滑に進めることができた。
