さあ、予防医療!
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全国の健康増進活動を発信「社会にひろげる予防医療!」

企業・健保組合での
活動事例

自治体での活動事例

全国の企業・健保組合でおこなわれている健康増進活動の取り組みを紹介しています。
ぜひとも、皆さまの企業・健保組合での活動の参考にしてください。記事は50音順(企業名)やキーワードでの検索が可能です。

TOTO株式会社

継続は力なり!
ヘルスケアセンター、健保組合、労働組合、各拠点の“コラボヘルス”を推進し、有所見率の低減を実現!

各拠点の特徴にあったアプローチで、定期健診有所見率が低減!

多彩な健康イベントの開催や、定期健診後の事後措置を徹底した結果、平均年齢は上昇しているものの有所見率は42%台を維持しており、低減傾向が続いています。

また、2008年からは健診の項目別に目標値を設定し、全社員の健診結果を数値化して経年の推移を確認・分析しています。さらに拠点別に実態や課題を把握し、各拠点の特徴に合った具体的な取り組みを行ったことも、有所見率の低減につながった一因ではないかと考えています。
たとえば、ある拠点は公共交通機関が少ない地域にあり、ほとんどの従業員がマイカー通勤のため肥満率が高いという特徴がありました。保健師は食事に対する啓発が必要と考え、社員食堂で提供されている白飯の量をチェックしたところ、他の拠点と比べて量がかなり多いことが判明。そこで、社員食堂の業者や従業員と相談して、白飯の量を選択できるように変更し、同時にヘルシーメニューの提供も始めました。保健師が昼食時に毎日社員食堂へ出向き、声をかけることでヘルシーメニューを選ぶ従業員が増えたそうです。さらに、減量に成功した従業員の事例を紹介することで、他の従業員のやる気を引き出すことにもつながりました。

年2回のワーキングで、各拠点の事例を共有!

このような工夫を凝らした取り組みを、拠点ごとの“点”の活動にするのはもったいないと考え、2011年頃から全国の事業所に在籍する産業保健スタッフが集まるヘルスケア推進ワーキング(以下、ワーキング)を年2回開催しています。各拠点の事例や情報を共有し、今後の参考にしてもらうだけでなく、ワーキングを通して知り合った保健師同士のネットワークづくりにも活用され、自主勉強会を開くなど活動の輪が広がっています。

ヘルスケア推進ワーキングの様子(提供:TOTO)

ヘルスケア推進ワーキングの様子(提供:TOTO)

規模の大きな拠点であれば産業保健スタッフの人数も多く、役割分担しながら活動を進められますが、中には保健師が1人だけという小さな拠点もあり、ワーキングは他の保健師と交流する良い機会になっていると思います。また、私も含め、歴代のヘルスケアセンター所長が時々各拠点に足を運んでおり、拠点の状況を確認するとともに、産業保健スタッフから困っていることがないかを聞き取り、必要に応じて本社でもサポートしています。

コラボヘルスを強化してさらなる高みを目指す!

当社ではヘルスケアセンターと健保組合、労働組合が連携して健康づくりに取り組む「コラボヘルス」にも力を入れてきました。各拠点が実施する健康イベントやセミナーでは健保組合、労働組合、産業保健スタッフが一体となって運営しており、アイディアや費用を出し合っています。2019年11月に実施された運動会では、コラボヘルスで体力測定や血圧測定ができるブースをつくり、多くの方に立ち寄っていただきました。会社と健保組合、労働組合が協力して健康増進に取り組んでいることを周知し、従業員の活動に対する関心や理解を高めていきたいと考えています。
さらに、今後は健保組合と協力し、当社が持っている健康診断のデータと健保組合が持っている医療機関の診療データを突き合わせて確認・分析することを検討しています。会社全体、各拠点、世代別などで、それぞれどのような病気・ケガが多いのかといった情報を拾っていくことで、新たな健康課題が見えてくるのではないかと考えています。

人財本部ヘルスケアセンター 藤江昌明所長(写真右)・小松恵美子さん(写真左)

人財本部ヘルスケアセンター 藤江昌明所長(写真右)・小松恵美子さん(写真左)

健康への意識や行動を変えるための働きかけは、継続していくことが大切です。当社ではこれまで従業員への健康投資の取り組みを途切れることなく継続してきました。それができたのは、「健康づくりの成果は短期間で得られるものでなく、地道に続けていくことでしか実現できないものだ」という認識を、代々の経営陣や人事担当者、産業保健スタッフらが受け継いできたからではないでしょうか。「一人ひとりの個性を尊重し、いきいきとした職場を実現します。」を企業理念のひとつに掲げる会社として、これからも働くすべての人々の心と体の健康づくりを推進し、一人ひとりが持てる力を発揮できる環境づくりを続けていければと思います。

TOTOはこんな会社!

TOTOは東洋陶器株式会社として1917年に創立、2017年には100周年を迎えた歴史ある会社だよ。主にトイレやバス、キッチンなどの住宅設備機器の製造販売を行っていて、日本初の腰掛式水洗便器をはじめ、日本の多くの家庭に普及している温水洗浄便座など、さまざまな商品を生み出してきたんだって。1977年からは海外にも進出し、世界18の国と地域に32の拠点を展開(2019年3月末現在)。世界中にTOTOのファンを増やして、「水まわりを中心とした、豊かで快適な生活文化の創造」の実現を目指しているよ。

TOTO株式会社TOTO株式会社TOTO株式会社TOTO株式会社
TOTO株式会社(https://jp.toto.com/

本社:福岡県北九州市小倉北区中島2-1-1

創立:1917年(大正6年)5月15日

営業品目:

<住宅設備機器>

衛生陶器(大便器、小便器、洗面器、手洗器など)、システムトイレ、腰掛便器用シート(ウォシュレットなど)、水まわりアクセサリーなど、浴槽、ユニットバスルーム、水栓金具(各種給水栓、排水金具など)、システムキッチン、洗面化粧台、マーブライトカウンター、浴室換気暖房乾燥機、福祉機器など

<新領域事業商品>

セラミック(精密セラミックス、光通信部品など)、環境建材(タイル、建材など)

従業員数:連結33,431名、単独8,034名(2019年3月末現在)

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